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CADでエンゲージの石枠データを作ってみました!! [CAD]

CADと切削機でエンゲージの石枠作ってみました[exclamation×2] のご紹介です[手(グー)]

はじめに言っとくと、ぼくのCADは独学です[手(パー)]
なので、おかしかな作り方かもしれませんが、CADで石枠ってこんな感じに作れるんだ[exclamation&question]
とか、これなら自分でも作れるかも[exclamation×2] と思ってもらえたら書いた甲斐があります(^^)

あと切削機でしか対応できないデータだと思います[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]
逆に言えば[手(パー)] 比較的安い切削機を手に入れれば、こんな石枠が手軽に作れてしまうんです。
とポジティブにいきましょう~[晴れ] (今は販売されてませんが25万くらいの切削機を使ってます)


今回はこんな5本爪のエンゲージ用の石枠を作ります[るんるん]
CAD 石枠データ作成 01
ちなみに素材はプラチナ。 本番で使う石枠です[exclamation×2]

最初に簡単に作り方を言ってしまうと、石枠は5本爪。 なので石枠の5分の1を作って
あとはコピーをして全体を製作していきます[手(グー)]
もっと簡単に作る方法もあるのでしょうが、卸先からの石枠の寸法や形状を指定されると
この作りかたが狙った形状に持っていけるので、段々とこの方法で作るようになりました。


さぁ~、それでは4.4mmのダイヤのエンゲージ石枠作り[ダッシュ(走り出すさま)]
CAD 石枠データ作成 26
直径が4.4mmのダイヤデータを準備します。
とってもシンプルですが、ダイヤのラウンド・ブリリアント・カットと同じ比率の形状です。
なので、いつも使いまわしています(^^;)


ダイヤの位置をテーブル面で4mm前後の位置に持っていきます。
CAD 石枠データ作成 02
あっ、もちろんダイヤの大きさで位置を変えますが、
ダイヤが4.4mmならテーブル面の高さは3.8mm~4.0mmくらいかなぁ、という判断。
後で修正も可能なのでサクサク進みます(^^)

石枠の断面を作ります。
CAD 石枠データ作成 03

寸法を見てみるとこんな感じ[目]
CAD 石枠データ作成 04
これはあまり見せたくないのですが、、、 まぁ、つっこみ はなしでお願いします(^^;)

ちょっとUPで見ると、、、 ダイヤが断面に食い込んでます。
CAD 石枠データ作成 05
製作の時に内側を削って微調整するので、こうしてます。
そして、断面完成~[exclamation×2]

上で作った断面の線はそのまま使わず、下みたいにちょっとシンプルな形状に直します。
CAD 石枠データ作成 06
最初からこの断面つくれば[exclamation&question] と思われるかもしれませんが
自分で石留めをするので、感じが分からないと困ります(><)
なので、いつもこの工程は入れています。

この断面をクルリと回わして、立体を作るコマンドを利用すると、、、
CAD 石枠データ作成 07
こんな立体が出来てしまいます(^^)/

5分の1を作ればいいので、こんな感じに目印の点を10個つけてみます。
CAD 石枠データ作成 08
4本爪なら8個、6本爪なら12個の点を入れています。

色を消して見てみると、、、
CAD 石枠データ作成 09
このV字の紫の部分(72度の中)を作れば、5分の1が完成です。

ちなみに、、、、 爪の本数が変わると こんな感じ
CAD 石枠データ作成 10
6本ツメのときは60度、4本爪のときは90度の中を作ります。

こんな感じに紫のV字線を引っ張ると面ができるコマンドを使って、、、
CAD 石枠データ作成 11
面を作ってしまいます[exclamation×2]


そして、V字の紫色の面で石枠をカット[パンチ]
CAD 石枠データ作成 12
このパーツを使って、5分の1の石枠を仕上げていきます。

今回は爪の幅0.7mmにしたいので、幅0.8mmの四角をつくります。 
CAD 石枠データ作成 13
切削機で石枠を作る際はデータ寸法よりワックス仕上がりが細くなる傾向があります。
なので0.7mmのツメに対して、データでは0.8mmで制作。

コピーと回転のコマンドで、、、 赤い四角を移動。 なんとなく分かってきますよね(^^)
CAD 石枠データ作成 14

面を赤い四角でカット[exclamation×2]
CAD 石枠データ作成 15
爪の先の面が出来上がります。

そのあと、緑色の線をひいて、、、制御点という「線を変形できる点」を出します。
CAD 石枠データ作成 16

下方向に引っ張ると、、、 こんな感じに直線が曲線に変形していきます。
CAD 石枠データ作成 17
この線の形状はとても大事です[exclamation×2]
なので実際には右の青い線のように制御点を増やして微調整しています。
(ココではデータ作成の流れを知ってもらうために緑線で進みます。)

微調整が終わったら、内側の面を内側の線でカット[exclamation×2]
CAD 石枠データ作成 18

次に外側の面を外側の線でカッ~ト[exclamation×2]
CAD 石枠データ作成 19
えっ、なんで[exclamation&question] 面に触れていない曲線でカットできるの?
と思われるかもしれませんが、ぼくにも分かりません[たらーっ(汗)] できるのです[手(グー)]

※ 3枚上の画像の緑線の位置と上の画像の緑線の位置がずれています。
  制御点をいじり易いように手前に(Y軸方向のみ)移動しています。
  それでもカットは問題ないです[手(チョキ)]

カットがし終わって裏から見ると[目]
CAD 石枠データ作成 20

あとは面を張ります
CAD 石枠データ作成 21


5分の1の完成~[晴れ]
CAD 石枠データ作成 22

ちょっと話がさかのぼるのですが、、、、
断面の赤い線をシンプルにする。 という工程がありました。
CAD 石枠データ作成 28
あのまま断面をシンプルにしないでデータ作成していくと、このツメの側面に面を貼ると
面が滑らかにならないというか、ちょっとした段差が出てしまうんです[手(パー)]


話を戻して、、、
5分の1のデータをコピーと回転でこんな感じ(^^) 左が緑曲線、右は青線でカットした石枠。
CAD 石枠データ作成 23
ちょっと注目してもらいたいのが、緑曲線と青曲線でカットした石枠ですが、
ツメの根元の辺り形状が違いますよね。 

この石枠の作成方法では赤色の断面の線、緑曲線、青曲線の調整の仕方で
狙った形状の石枠が作りやすいので、この方法になってきました。

最初のダイヤデータと円柱を足したようなデータを作って、こんな感じにします。
CAD 石枠データ作成 24
大きさは4.3mm。 少し小さめにして、あとは地金で微調整です

「ダイヤ+円柱データ」 と 「石枠データ」でお互いにカットしあうと、石枠の完成です(^^)/
CAD 石枠データ作成 25
ちょっとゴツイ感じがしますが、切削の跡を取ったり研磨していくと小さくなっていきます。



ど、どうでしょう、、、 ちょっとCADで石枠を作ってみたくなりませんか?(^^)
次回は切削機で両面切削をしていこうと思います。
最後はもう一度、キャスト上がり。 データより華奢に見えると思います。
01.jpg
データと少し違う感じなるのは切削機であろうと造型機であろうと変わらないと思います。
なので切削してから、またデータ修正、そして切削の繰り返しで狙った形状に持って行きます。

ふぅ~、書き終わった[exclamation×2] たぶん、今回のブログは修正が少しづつ入ると思います(^^;)
また、エッグのブログではこういったCADデータを使って、たくさんのオーダージュエリーの
ワックスを製作しています。 ご紹介しているので ご覧ください、切削機と手で作成しています。
          今までに製作したジュエリー用のロストワックス


最後に、、、
ライノセラスにはヒストリー機能(作成の履歴)というがあります。
ぼくはこの機能を使っていないのですが (正確には使えないのですが、、、 )
このヒストリー機能やグラスポッパーというプラグインを学べば
断面の赤線、ツメの間の曲線(青線、緑線)などを修正すれば、すぐに石枠として完成する!!
なんてもこともあるかもしれません。。。 あるかもです(^^;)
す、すいません、そこは検索すると詳しい方がUPしていると思います[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]


それでは仕事に戻ります~[ダッシュ(走り出すさま)][ダッシュ(走り出すさま)]




オーダーメイド ジュエリー をCAD(ライノセラス)で製作 (つづき) [CAD]

  この間、突然終わったCADのつづきです。
  
  ライノセラス、価格もそれほど高くはないわりにかなり使いやすいという
  印象です。 以前、展示会で別メーカーのジュエリー用CADの説明を
  受けていると横にいた方が「データ重いし、ライノがいいよ・・・」 と言っ
  ていたのを憶えてるし、ほかのCADを試したがまたライノに戻ってきたと
  いうことも聞いたことがあります。 (僕もその一人です。)
  なので、これからCADをやる方にはライノをお勧めします。(個人的ですが)
  ただ、参考書籍が少ないのがつらいところです。

  ライノのデータの特徴しては青森のねぷたをイメージしてください。
  針金で骨組みを作ってそこに和紙を張り造形物を作っていく。
  ライノもそれに近いです。 ベースとなる3次曲線を何本か作り、
  そこに面を張っていきます。 
  思った通りの面ができないときは、3次曲線を調節してまた面を張り直す。
  そうやって、修正しながらきれいなラインの曲面を作っていきます。 
  
  以前、載せたリングのデータを見てみると・・・

  カレッジリング CAD画像
      
  カレッジリング CAD画像 02
      
  カレッジリング
     こんな感じのカレッジリング
               ↑クリックすると大きな画像で見れます。

   データではリング状になっていますが、実際にはパーツ分け     
   して、製作し最後に組み立てます。
   ドラゴンなんかも最後は手作業で整えていきます。
      
   CADをやっていて、気をつけていることは
   バランスときれいな曲線、曲面をつくること、そして、どこまでを
   CADで製作して、どこから手で仕上げていくかの見極めです。
   HPにも書いているように、手作業には手作業の良さ、CADには
   CADの良さがあるので両方の良さをひきだしながら良い製品を
   作っていきたいと思っています。 



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